ヒマラヤ稲葉学校と手をつなぐ会会報  第4号
  2002年7月5日 発行
 

 
事務局 : 〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1−5−7 103号
又吉司法書士事務所 TEL098-878-0667
 
     
 
稲葉学校の卒業式
教科書はもとより、学用品、カバン、制服、靴にい たるまで支給し、熱心な良い先生を探して教育にあたっ てもらっていてもなお、せっかくの学ぶ機会を活用でき ない子供たちがまだまだ村にはいっぱいいるのだ。
 卒業式の日の午前中も、村の道で、荷物を満載した荷 車に乗って牛を御している子供や、背中にかごをしょっ て歩く子供にたくさん出会った。先生がたがこのような 子供の親に、子供を学校に来させるようにと説得しても、 貴重な労働力であるから行かせるわけにはいかないと言 われるそうだ。私たちの課題はまだまだ大きい。
 それでも、17名は幸いにして卒業できた。この中に、 引き続き勉強したいという子が10名ほど居るというので、今回、更に3年制の中学も併設することに決めた。進級や卒業には一定の点数が必要で、それに満たない子供は容 赦なく落第させる。卒業生はこの5年間の学習で英語が相 当話せるようになっており、とくに優秀な子は、将来医
 2002年5月2日に行われた北インドにある小学校イナバ・ パブリック・スクールの初めての卒業式に参加した。
 参加したのは私以外に、ヒマラヤ学校と手をつなぐ会のメンバー6名で、私以外の日本人がこの学校を訪れたのは、これが初めてである。
 インドの小学校は通常5年制で、1997年にこの学校が 開設されたとき、入学した児童は30名くらいだった。し かし、途中で退学したり、他に転校したり、落第した子 がかなりでて、結局卒業できるのは17名になってしまっ た。退学理由のほとんどは、家業の手伝いのためである。  男子は畑仕事や家畜の世話、ものの運搬、女子はそれ に加えて、弟妹の世話のために、親が学校に行かせない のである。
 貧乏で学べない子供に学ぶ機会を作ろうと5年前に創立 し、
 
▲TOP▼                   ▲次ページ▼

− 1 −